10･新手のナンパ ページ10
Aside
そしてそのまま…あれも食えこれも食えと差し出してくるスプーンや箸を持つ手は止まらない
わたしもまた拒否をするが問答無用で口の中に突っ込まれる
でもご飯は美味しい
この光景が異様なのか
はたまた私がめちゃめちゃに食うからか
周りからは引いたような声が聞こえた気がした
ゾムくんももう満足したのだろう
手を止め、目の前で頬杖をついてこちらをキラキラとした目で見てくる。
新しいおもちゃを見つけたような目で…
zm｢お前うまそうにも食うしいっぱい食べるんやな！！！｣
『…ま、まぁ人より食べれる方だけど…』
zm｢いやぁ〜〜俺の食害に着いてこれるんはエミさんかロボロくらいやで！｣
『しょ、食害？？？』
知らない単語がいっぱい出てきてよく分からなかった
zm｢あんまり見かけたことない顔やけど…お前名前なんて言うん？｣
『え？』
名乗りましたよね？そしてあなたスルーという名の無視しましたよね？
『A…』
文字通り名前だけ名乗っておいた
フルネームはちゃんと私言いましたから
zm｢Aな！なぁなぁ連絡先交換しようや！俺と飯行こ！！！｣
『…』
名字は気にしないタイプらしい
いきなり呼び捨てで呼んできてご飯にも誘われた
新手のナンパか？
｢あんまり関わらない方がいいよ｣
と言うセリフを思い出した
zm｢俺もいっぱい食べれる方やから一緒に飯何軒か行こうや！｣
そういえばゾムくんはいっぱい食べる私を見ても引かなかったな…
前の学校ではいつもその事でからかわれてた
不良だかなんだか知らないけど
そんなので人を判断してはいけないことを知った
私がいちばんよく知ってることじゃん
『ﾌﾌｯ…いいよ』
私はスマホをゾムくんに差し出した
ゾムくんは私を見つめたまま固まってしまい、動かなくなってしまった
zm｢…………Aって笑うんやな…
ええと思うで！じゃあな！｣
と交換してさっさとどっかに行ってしまった
『(なんだったんだ…)』
✄-------------------‐✄
zm｢あれ！Aなんでこの席におるん？転校生やったんか！｣
『挨拶しましたよね？？？』
zm｢いやぁ〜俺寝起きはよく脳溶けするけん覚えてないんや
A隣の席なん嬉しいわ！｣
ニコニコと話すゾムくんにざわざわとするクラス
sha｢…………｣
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ぬぬ - つづきはやくよみたーい！この小説すきです！ (2月4日 21時) (
レス) id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - えもうすきずぎます！ごはん。さんは天才です (1月23日 23時) (レス) id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
ごはん。(プロフ) - イチゴさん» ありがとうございます！これからもぼちぼち自分のタイミングで出していきますがおもしろくしたいと思っているので頑張ります♫ (1月20日 11時) (レス) id: d975296461 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します！めっちゃおもしろかったです♪体調に気を付けて頑張ってください！！応援してます！！ (1月17日 22時) (レス) @page26 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
ごはん。(プロフ) - 明太子なげっとさん» ありがとうございます…！バイトにめっちゃ行ってるので更新まちまちですが長編にしたいと思ってるので末永くよろしくしたいです (1月4日 21時) (レス) @page19 id: d975296461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごはん。 | 作成日時：2023年12月25日 0時
