テディ奮闘日記

1撮影目！(アリア過去話) ページ13

アリアside


僕が入学して2ヶ月くらいした時だった

「私がドラマ『アフェクシオンのブーケ』に出演…ですか？突然何故…」

「あぁ…実は恋愛ドラマなのだけど所属の役者では学生感がなくどうもしっくり来なくてね、監督から指名があったんだ君、1年のアリア・リファールと2年グラシェ・アンポワゾネ2人に声をかけて、とね」

「寮長も…、誘われている役はどんなものなんですか？」

「”アフェクシオンのブーケ”略して”ACB”恋愛物で小説から今度ドラマ化する人気作品……

君にオファーがあったのは＿＿」










【レナ先輩…その役(あなたの恋人)僕じゃだめなの？】


＿「カット！！OK休憩入ろうか！

一方的にリアちゃんに惚れてる、報われない女の子後輩役…本当に上手いよ！アリアちゃん！良かったら卒業後はうち所属のタレントにならないかい？」

「ふふっ、それ褒めてるんですか？僕も将来はまだ決めたくなくて、お誘いありがとうございます、行き場所がなかったらこさせてください」


「アリアさんお疲れ様です」

「リアさんもお疲れ様です、この後からも頑張りましょう」

ACBの主人公ヒロインのレナ役のリアさん…成人していてここの事務所で働いているまだ新人のタレントさんらしいが新人とは思えない演技力だったな

「リアさんにアリア君、お疲れ様です」

彼はアメシスト寮、寮長で同じドラマオファーが来た2年の先輩だ

「グラシェ寮長、お疲れ様です」

「グラシェさんお疲れ様です、お2人とも学生なのに学生とは思えない演技力で…本当に凄いです！」


「僕は、初めてのドラマ主演ですし、それに本業のリアさんには及びませんよ」

「えぇ、私もリアさんは自信をもって大丈夫だと思いいますよ」

「…お2人にそう言われたら少し、自信持てました、私次のシーンの撮影行ってきますね！」



「さて、私達も次のシーンの準備をしましょうか」

「はい、分かりました」

次のシーン、
これで今日の撮影は終わりらしいが
最後まで気は抜けないな…

✧• ─── ✾ ─── •✧

リアさんはここだけゲストキャラです

休憩の間にアリアはエルから、グラシェさんはオルタさんから電話があったのかなぁ、とか考えながら書きました

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