テディ奮闘日記

2撮影目 ページ14

アリアside


撮影も最終日で終盤、夕方には学園の方にも帰れそうなので少し嬉しくなる

最近ジュエリーワールドで流行っている曲を聞いていたら見覚えのある鳥が飛んできた

「！エルに何かあったの……手紙か…」

エルはスマホや機会に疎いところがあるのか手紙のやり取りを良くしてくれる、その手紙を届けるため育てているエルの伝達鳥だ、僕が勝手にエルに異変があったら飛んできて、と覚えさせている


【アリアへ＿忙しい中ごめんなさい、しっかり会えてないから…私が勝手に寂しく感じてお手紙送らせて貰いました、撮影の方は順調なんじゃないのかなと思ってアリアの帰りを待っています、それと手紙と一緒に送った花は白のガーベラで希望の花言葉があるんですよ、アリアにピッタリだと思って一緒に送らせてもらいました＿エルより】

「ふふっ、エルは本当に可愛いくて良い友達だよ…、僕もお返事書こうか……いや、夕方エルに会いに行こう」

貰った3本の白いガーベラの内1本に変身魔法をかけピンクにして
動物言語で鳥に運んでもらうよう言う

「これだけ渡してくれるかな？」

「ぴっー!」

「ありがと、お願いね、、、ピンクのガーベラの花言葉は感謝、それ以外は僕も分からないってことにしとこう」

「おや、それは知っていると言ってるのと変わらないのでは？」

「グラシェ寮長？今は最後のシーン撮影じゃ…」

「今さっき最後のシーンの撮影が終わったよ、最後に集まって解散…の後にリアさんが話したいと言っていましたが、、アリア君は早めに帰りたいですかね？」

「お心遣いありがとうございます、友達が待っていてくれているので私は少し話したら上手いこと切り上げて帰りますよ」

「そうですか、なら私も切り上げやすいよう話題を変えます」

「グラシェ先輩…ありがとうございます」


エル、先輩の協力あって僕も直ぐに君のもとへ帰られそうだ、、

✧• ─── ✾ ─── •✧

花が届いたエル
「ピンクのガーベラですか…、アリアの魔力がほんのりかかっている気がしますが気の所為ですかね…」

花言葉については気にしてない模様……

白色のガーベラ:希望、純潔、律儀
ピンクのガーベラ:感謝、熱愛、思いやり


無理やり終わらした感が凄いですけど気にしないでください()

エルの過去話1！→←1撮影目！(アリア過去話)

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