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『うしろから……おされちゃって…こけたの……』
悲しそうな表情を浮かべ、今にも泣きそうになってしまうA。そんなAを見て俺の中で何かが切れる音がした
gr｢は……？｣
ついドスの効いた低い声を出してしまう。Aはその声に驚いたのかビクッと身体を震わせる
tn｢グルさん、Aがいる前でそんな声出したら怖がらはんで｣
gr｢A、何処のどいつにそんなことをされたんだ？｣
しかし俺は噴火したマグマのようにドロドロと溢れだしてくる怒りが抑えられず、トントンの忠告なんて耳にも入ってこなかった
Aが誰かに怪我を負わせられた。Aが誰かに涙を浮かべそうなほど悲しい表情をさせられた。その事実に怒りなんて収まる筈がない
少しだけ残った僅かな理性でAを怖がらせないようにと彼女の頭を優しく撫でる
『えっとね……おさんぽしてて…それでね……』
tn｢ゆっくりで大丈夫やしな。自分のペースでお話し｣
『うん……うしろからどんっておされちゃって……』
『それで…こけちゃったの……』
tn｢それは痛かったな。。そいつに何か言われたりしたか？｣
『おされちゃってこけたあと、うしろむいたの……』
『そしたら…｢餓鬼がうろちょろ歩き回るな｣って……』
『｢邪魔だ｣っていわれちゃった……』
tn｢そうなんや。。そんなん言われて辛かったな｣
『トント…グル……わたし…じゃま…？』
『おさんぽさん、みんなのめーわくだった……？』
tn｢そんな訳ないやろ。Aのこと邪魔とか迷惑とか一回も思ったことないで｣
tn｢むしろ俺はAは礼儀正しくて偉いなってずっと思っとるよ｣
『ほんと……？』
tn｢ほんまやで。グルさんもAのこと品があって素敵やって毎日言うてはるわ｣
『よかったぁ。。トンも、グルも、わたしのことめーわくっておもってるのかなって、しんぱいなって……』
tn｢思うわけないやん。俺とグルさんはずっとAの味方やから安心しいや｣
『うん……！トンとグルッペン、やさしくてすき……！』
そう言って段々と笑顔が戻ってきたAを俺はトントンに預け、部屋を出ようとする。あまりの苛立ちでAの話を聞いている時は声を発することすら出来なかった
gr｢……A、｣
gr｢安心しろ。怪我させたやつの""人生を今から終わらせてきてやるからな""｣
そう言葉を残して俺は犯人を探すために監視室に向かった
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野宿(プロフ) - ヒメリさん» grさんとtnさんが夢主に甘々なの良いですよね〜！！気に入ってくださって嬉しいです…！ (10月11日 20時) (
レス) id: 9e87cc174e (このIDを非表示/違反報告)
ヒメリ - めちゃくちゃかわいい！！grさんとtn氏の優しい喋り方めちゃくちゃ好きです！まじで幸せすぎます！かわいいをくれてありがとうございます！ (10月10日 23時) (レス) @page27 id: 15632a9ca1 (このIDを非表示/違反報告)
野宿(プロフ) - 42歳☆年収120円☆魔法少女だお☆さん» 期待に添えられるように頑張りますね…！！！ (10月7日 19時) (レス) id: 9e87cc174e (このIDを非表示/違反報告)
42歳☆年収120円☆魔法少女だお☆(プロフ) - 野宿さん» きゃああ、返信ありがとうございます！！ぜひこれからも頑張ってください！ (10月7日 7時) (レス) id: 494df42b33 (このIDを非表示/違反報告)
野宿(プロフ) - おしちゃんさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました〜！ grさんと夢主ちゃんの温かい雰囲気を楽しんでいただけて嬉しいです！ 夢主ちゃんを転ばせるのは大罪ですからね！！ (10月6日 10時) (レス) id: 9e87cc174e (このIDを非表示/違反報告)
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