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[その他]
持病の薬は常に長期分携帯してはいたが、それでも数に限りはあるため早いうちに戻らなければ…という意識があった。
入院による治療を繰り返し、それでも悪化することもあったが、萼はおよそ自らの病気を受け入れている。完治することのないどころか全貌も解明されていない病気ではあるが、この病とともに生きる覚悟は出来ているらしい。病気を治して遠くに行ってやりたいことをやる、歌い踊り水の中を泳ぐ。それを夢想するには少し長くソレと付き合いすぎたのかもしれない。
小学校6年間中学校3年間は養護学校へ、高校は勉学がしたいという萼の願望により普通学校へ入学。大学は短大を卒業後、家業を継ぐために家に戻る。サンプルボイス欄にもあるがおよそ四半世紀のその生涯全てを通して友人らしい友人はおらず、仲の良い存在は家で飼っているペットの亀である北吉(きたきち)のみと言って齟齬はない。
人より花を好むその性分と病気も相まって、萼の周囲の親族たちも萼の友好関係や伴侶のことは半ばあきらめていたらしい。『この子は人とは上手くやれぬ不器用な性分だから、一生家で面倒を見よう。』と。
もしも彼が月祥から現代へ戻って家族に挨拶をし、添い遂げたいと思う人ができたと告げたならば、家族は揃って涙を流すと思われる。そして萼はその家族のさまを見て、どれだけの親不孝をしたのだろう、と考えることになるだろう。
【関係】
・CP
HL:○
BL:○
個人的にはBLがしたいと考えております。
御相手様を「旦那様」と呼ばせてください。
○募集したい関係
・月祥にて仲良くしてくださる方
・お花の話を聞いてくださる方
をメインに、様々な交友関係を組みたいと考えております。お気軽にお声掛けくださいませ。
【派生作品について】
許可:必要ありません。疑問点がございましたらボードやTwitterのDMまでお越しくださいませ。
報告:必須ではありませんが、可能でしたらご報告頂けますと幸いです。拝見させて頂きたいためです。
地雷:ifカプ、過度なキャラクター崩壊、カップリングを組んでいない方との恋愛的な表現はおやめくださいませ。
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作者名:佐藤める | 作成日時:2023年4月15日 0時